ラスベガス ベンジャミン・シーゲル

ラスベガス

ラスベガスはネバダ州南部にある砂漠の中の都市です。今や世界的にも有名な賭博とブロードウェイにも並ぶショービジネスの街となっています。そんなラスベガスの歴史を紐解いてみると、ベンジャミン・シーゲルという人物の存在を無視できません。

彼はフラミンゴホテルというラスベガスを象徴する老舗ホテルを建てた人物であり、同時に紛れもなく危険なマフィアでした。ベンジャミン・シーゲルはもともとニューヨークで活動していたマフィアでしたが、ラスベガスを有名俳優も訪れるような賭博の街にするべく、大物マフィアのボスたちから資金を得て、豪華なホテル・リゾートを建設したのです。それが1946年にオープンしたフラミンゴホテルでした。

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ところがベンジャミン・シーゲルの目論見とは裏腹に、その結果は散々なものでホテルは赤字続きとなったのです。これが自己資金で建てたホテルでしたら、破産することになっても命の危険はなかったのでしたが、マフィアのボスたちのお金でしたから、当然不始末の責任を問われることになりました。

そして1947年にビバリーヒルズの自宅にて、ベンジャミン・シーゲルは暗殺されることになったのです。ですが、今日の繁栄を見ればわかるように、ラスベガスはそこから世間の注目をあびることになり、フラミンゴホテルに大勢の人たちが訪れることになりました。フラミンゴホテルはヒルトンの参加となり、他にもカジノホテルが多く建てられて彼の望んだ賭博の街となったのです。

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